よけーなもんはとらげときねー

岡山に住む20代のミニマムな生活を目指す男の暇つぶし。

リサイクルショップで250円で購入したズボンを2年間愛用してきたが、ついにお別れの時がきた。

 昨日に引き続き、スマートフォンに話かけてみた。

「あの、こめたといいます。よろしくお願いします」

ピピッ「そうですね、少し考えさせてください…やっぱり、やめておきます。」

 何がいけなかったのか。さっぱりわからない。今までの扱いに雑さに嫌気がさしてしまったのだろうか。そりゃ今まで何度も落としたし、投げたり、汚れた手でベタベタ触ったりもしたが、そこまで怒らなくてもいいじゃないか。

 どうやら僕はIphoneと仲良くなれないようだ。

 

 そのショックでかどうかはわからないが、ズボンが破れてしまった。

 そのズボンはjohnbullというブランドのズボンで、まさに運命的な出会いを果たしたのである。

 あれはおよそ2年前の真夏、青すぎる青空が憎くてたまらない日だった。休みで特別な用がなかった僕は涼みついでに少し遠出して、隣町のリサイクルショップに行った。

 そのリサイクルショップではちょうどなにかのセールをしており、その日は衣料品全品50%OFFだった。うひょーっラッキーとめぼしい物がないか探すが見当たらず、ブラブラ店内を見て回っていると、一つのベージュのズボンが目に入った。

 そのズボンは少しだけ着くたびれた様子だったが、どこもほつれておらず、破れなども見当たらなかった。何より値段をみると、「500円」だった。もちろん税込。さらにそこからレジにて50%引きということは250円で買えちゃうの!?と驚きを隠せずに思わずニヤリとしてしまった。さらにさらに僕の短足に恐る恐る当ててみると、なんと裾丈がぴったりなのだ。これはまさに僕のために作られたようなズボンではないか!と即購入を決意し、今日まで愛用してきた。

 しかしそのズボンが破れてしまったのだ。

 洗濯機から取り出すと、お尻ポケットの端の部分に指が3本ほど穴が開いていた。

 

 これはもう手放せということだ、もうこのズボンも定年を迎えたのだ。クタクタにくたびれているに違いない。ゆっくりと休ませてやろう。今までお疲れさまでした。

 

 ↓こんな感じのやつだ。

 

 代わりにH&Mで新品のズボンを買ってみた。タイトめな作りで濃青な色のズボンだが、意外と伸縮性があり日常生活動作には困らない。明るいところに出ると、明るい映える青になり、暗いところにいくと、落ち着いた青になる。とてもいい感じで、なんとなくおしゃれな気がする。さすがH&M。

 しばらくはH&Mの3000円もしたズボンと、古着屋で購入した500円のjohnbullのズボン2号の2着で着まわしていく予定。